遺体トラブルの背景にあるのは自治体の負担が増していること。名古屋市では身寄りがないなど引き取り手がなく市が火葬した遺体は10年で約5倍に増加し、昨年度は300件となった。この日も自宅で亡くなった1人暮らしの70代の男性について、引き取り手となる親族を調査していた。親族調査には1ヵ月から半年ほどかかる場合があるという。親族が見つかった場合は手紙で引き取る意思があるの確認するが、返事があるのは稀だという。親族を探す間は遺体は葬儀会社に預け冷蔵庫で保管される。増え続ける引き取り手のない遺体への対応はどうあるべきなのか?
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