神奈川県・秦野市の老舗旅館の元湯陣屋は囲碁将棋の人達がしのぎを削ってきた場所だった。この地で明日行われるのが注目のタイトル戦で将棋の王座をかけた5番勝負の第1局で挑戦するのは藤井聡太七冠で防衛を目指すのは永瀬拓矢王座だという。藤井七冠が王座を奪えば史上初の八大タイトルの独占で「8冠に挑戦できるのは貴重な機会かなと思う。」など思いを語っている。永瀬王座は現在、王座戦4連覇中で今回防衛が出来れば連続5基保持となり、永世称号「名誉王座」の資格を獲得できる。永瀬さんは「藤井が8冠を目指しているが自分には関係がない」など思いを語っている。2人は藤井7冠がプロになった翌年の2017年から練習対局を重ねる間柄で公式戦では藤井7冠が11勝5敗とリードしているが、直近の8局では4勝4敗と拮抗している。王座戦の5番勝負は明日から場所を変えながら10月30日まで行われるという。