神奈川県の自修館中等教育学校で校内に盗撮用カメラが仕掛けられていないかを確認する民間企業の抜き打ち検査が行われていた。立会は校長のみ。他の教職員には知らせず、始業式前日に実施された。背景にあるのは教師による子どもの盗撮。全国の学校で相次いでいることから、民間に検査を委託する学校が増加している。抜き打ち検査は校長立会のもと検査員が目視で確認。カメラが仕掛けられていないか探知機で検査。探知機は盗撮カメラが発信する電波を検知し音で知らせる。サニタリーボックスやコンセント周辺は盗撮カメラが設置されやすい。結果は異常なしだった。全国の公立学校でも抜き打ち検査の動きが広がっている。名古屋市教育委員会は隠しカメラのバッテリーの熱を探知するサーモグラフィーカメラを導入。3月までに市内の小中学校・幼稚園を対象に事前告知なしで検査を実施する。北海道教育委員会も各学期中に最低1回の抜き打ち検査を実施する。今年12月には子と接する仕事に就く人の性犯罪歴の確認を事業者に義務付ける制度「日本版DBS」が始まる。学校や保育所、児童相談所などで働く約280万人が対象。学習塾やスポーツクラブなどは子どもを守る取り組み、「日本版DBS」の要件を満たせば国の認定を受けることができる。都内のスポーツクラブでは子どもを守る取り組みが動き始めていた。
