名古屋市のある小学校で学級写真が廃止となった経緯は、名古屋市教育委員会によると、市立小学校260校のうち2校で廃止を決定した。学校が行ったアンケートで、回答があった保護者の7割が学級写真の継続を望んでいた。復活を求め、保護者約220世帯が署名を提出。廃止になったきっかけは、去年各地で相次いだ教員の盗撮事件。これによって、名古屋市もプライバシー保護のため廃止を判断した。来年度も、年度初めの学級写真は撮影しない方針だが、学校行事の写真や卒業アルバムは存続する。年度初めの学級写真は、正面向きで、AIなどでフェイク画像が生成されるリスクがある。運動会などの行事では、集合写真を少し斜め向きにして、AI加工しにくいように撮影する。おととい、保護者説明会が行われた。学校側の説明では、代わりとして、運動会や校外学習で、撮影を希望しない児童や、欠席者を除いたものを、正面から撮影するという説明があった。保護者からの「代わりの写真にもプライバシーや悪用のリスクがあるのではないか」という質問に関しては、「確かに問題が解決したわけではない」という趣旨の回答にとどまり、明確な回答は得られていない。
