子どもが内緒話をするのは大人への階段をのぼり成長している証し。子どもの内緒話は成長とともに意味や役割が変わる。2-7歳幼少期は内緒話の形だけを楽しむのが特徴。親のマネや声・手の感覚を楽しんでいるとされ親密さを表すコミュニケーションの一つ。7-14歳児童期は仲間と秘密を共有し結束を強めて親からの自立に一歩近づく。14-21歳青年期は親友をつくる内緒話。内緒話には相手の感情や行動をコントロールするという側面もあるが、大人の内緒話は自立して生きるための処世術ともいえる。内緒話は親から自立して自分の力で生きていくための一つのツールとして役立っている。