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「名所江戸百景 下谷広小路」 のテレビ露出情報

歌川広重の描いた江戸名所を巡る上野の旅を紹介。「名所江戸百景 下谷広小路」は上野が描かれているが、大きな存在感のロゴの店は酒屋のようだった。地下鉄銀座線・上野広小路駅近くにあったのは松坂屋で、織田信長の家臣だった伊藤蘭丸祐道が武士から商人となって開業し江戸時代から400年以上続く老舗となっている。江戸の広小路は火事を防ぐ効果もあったのだという。上野公園の近くには寛永寺という寺があり1625年に徳川幕府の安泰と万民の平安を祈願して慈眼大師天海大僧正が建立したが、その広さは東京ドーム21個分に及んだという。また、甘味処 あんみつ みはしは「クリームあんみつ」が名物だが、名前は寛永寺の近くにあった小さな3つの橋・三橋にあやかったものだという。上野公園へ向かうと「名所江戸百景 上野清水堂不忍ノ池」のモデルも見られた。京都・清水寺に似た作りとなっているが、こちらは清水観音堂と呼ばれ清水寺に見立てて建立されたのだという。そして、その近くには「名所江戸百景 上野山内月のまつ」という円の形になった松も見られる。明治時代に水害のため一度枯れてしまったものの2012年に復元され、いまでもここから不忍池を眺めることは可能となっていると渡邉晃さんは紹介してくれた。広重の「江戸名所 不忍之池」は鳥居はなくなってしまったものの、跡地にはしっかりと鳥居の跡が残されている。案内を行ってくれた渡邉さんの著書「浮世絵でたどる! 江戸の凸凹地形散歩」も販売が行われている。

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