TVでた蔵トップ>> キーワード

「吹けよ風、呼べよ嵐」 のテレビ露出情報

「春の叙勲」の受章者が発表され、日銀の黒田前総裁ら4108人が選ばれたほか、悪役プロレスラーの受章も決まった。去年4月まで日本銀行の総裁を務め、異次元の金融緩和に取り組んだ黒田東彦は瑞宝大綬章に選ばれ「私の勤務した財務省、アジア開発銀行、日本銀行の功績に対する叙勲と考え、感謝いたします」とのコメントを寄せた。また、旭日大綬章には鳩山政権時代に官房長官などを務めた平野博文らが選ばれた。平野博文のコメント「これを機に、また新たな気持ちで国民のために与えられた時間を尽くしていかなきゃいけない」。一方、外国人叙勲では悪役プロレスラーとして人気だったタイガー・ジェット・シンに旭日双光章が贈られる。
悪役プロレスラーとして人気だったタイガー・ジェット・シンが旭日双光章を受章した。ピンク・フロイド「吹けよ風、呼べよ嵐」を入場テーマ曲に使用。元プロレスラーのタイガー・ジェット・シンは70年代〜80年代初頭に全盛期を迎え、アントニオ猪木さんとの流血試合などを行った悪役レスラー。ネットでは午前中に「タイガー・ジェット・シン」がアクセスランキング1位になるなどした。春・秋の1年に2回ある叙勲対象は国や公共への功績のあった70歳以上、警察や自衛隊など危険性の高い業務に従事した55歳以上。今回は4108人が受章した。外国人叙勲では米国・シャーマン元国務副長官、オーストラリア・ビショップ元外相ら49ヶ国101人が受章。内閣府はタイガー・ジェット・シンの受章理由について「スポーツを通じた日本とカナダの友好親善、相互理解の促進に寄与」と説明。タイガー・ジェット・シンは「インドの狂虎」と呼ばれたがカナダ国籍。引退後不動産開発などで手腕を発揮し、タイガー・ジェット・シン財団という慈善団体を立ち上げ、子供や女性たちを保護する活動を実施。これまで約17億円の寄付金を集め社会に貢献。東日本大震災で被害を受けた福島県の子どもたちへの支援を行うなど日本への活動も続け、2022年10月、カナダの日本総領事館で表彰を受けた。共同通信のインタビューでタイガー・ジェット・シンは「日本は第2の故郷、家族のような存在」と話し「猪木が一番強かった」などと話した。外国人叙勲は日本を去る外交官などに儀式的、儀礼的、形式的に与えるケースが多いが、タイガー・ジェット・シンは日本への貢献や愛情が評価された。

© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.