万博では技術が人間を幸せにすることを象徴する様々なものが展示されるなか、岡本太郎は技術の進歩が万事を解決するという考えに疑問を呈していたという。岡本太郎の親類である平野暁臣氏は今の時代なら税金の無駄遣いなどと太陽の塔は許されないと考え、説明できないからこそ面白いところもあると話す。岡本は1949年に発表した「重工業」でネギを描き、敏子さんが「先生、何故ネギ」と尋ねると、岡本は「俺だって分からない。描きたくなった」と話していたという。
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