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「呉服橋出入口」 のテレビ露出情報

首都高日本橋で残されたラストミッションは旧呉服橋出入口の一般道へとつながる区間の橋桁の撤去だ。上は首都高本線、すぐ脇には歩道と一般道があるため、大型のクレーンもジャッキも配置するスペースがない。今回の作戦で鍵を握るのが台船と呼ばれる巨大な船だ。台船の上にサンドルというブロックを組み上げて、ここに橋桁を乗せるという。今回、解体する橋桁は長さ約40m、重さ約100tにもなる。日本橋川は東京湾とつながっているので、潮の満ち引きを利用し台船の上に橋桁を受けかえる。
解体当日、まずは干潮へと水位が下がっていくのを見計らって小型船で台船を橋桁の真下へと移動させた。最終的に100tもの橋桁を受けるため、最適な重心の位置に配置しなければバランスが崩れかねない。今、橋桁を支えているのは両端に取り付けられたセッティングビームだ。水位の上昇とともに台船が橋桁を支え始めると、セッティングビームが浮き上がり、重量が台船へと受け替わる。水位の上昇が始まる前にできるだけ隙間を埋めた。水位が上昇し、橋桁の重量が台船に受け替わった。水位が下がり始める前にセッティングビームを撤去し、ミッションは成功した。

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