南西地域の離島などに自衛隊の部隊や装備を速やかに運べるようにするため船舶専門の輸送部隊が新たに発足しきょう、広島県の呉基地で編成完結式が行われた。防衛省が先月新たに発足させた海上輸送群。有事の際などに自衛隊の部隊や装備を離島などに運ぶ船舶専門の輸送部隊。司令部が置かれた広島県の呉基地ではきょう、編成完結式が行われた。海上輸送群は陸海空共同の部隊だが、主に陸上自衛隊の装備などを輸送することなどから艦艇の運用にあたるのは大半が陸上自衛官。水深が浅い離島の港湾への接岸や砂浜への上陸ができるよう小型の輸送艦や高速艇など合わせて10隻を2027年度末までに配備する計画だという。