田中さんは「昨年33年ぶりの5%超えの賃上げで、今年も高値の賃上げ要求が非常に多く、おそらくそれなりの着地点になってくると思います。新年度に向け値上げの発表も相次いでおり、経済と物価の好循環を考えると賃金の持続的な上昇は欠かせないでしょう。これまで新卒採用などを対象に賃上げが進んできましたが、中堅やパートにも賃上げの動きが広がり、人手不足が今後悪化する中でも賃上げ方向になると思います。全体の底上げをするには、中小企業が鍵になるでしょう」、市川さんは「三菱UFJ銀行は20年ぶりの新店なんですね。国内の金利が上がってきていますので、そういった環境の変化が大きいと思います。そこで預金を確保すれば、収益を拡大していく狙いがあると思います」などと話した。