中国の全人代(全国人民代表大会)がきのう閉幕し、今年の経済成長率目標を3年連続となる5%前後と定めた政府活動報告が承認された。アメリカとの貿易摩擦が激化する中、財政赤字の目標をこれまでのGDP比3%から4%に拡大し、積極財政を進める姿勢を鮮明にした。一方、全人代を取り仕切る序列3位・趙楽際常務委員長が閉幕式を欠席した。呼吸器感染症のためとされたが、異例の欠席はさまざまな臆測を呼んでいる。
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