和歌山南陵高校のバスケットボール部は3年生6人しかいないにもかかわらず、夏の県大会で優勝。1つのクラスに全校生徒18人。バスケ部の6人も一緒。バスケ部の6人にとって、冬の全国大会が、目指す最後の舞台。出場するには、11月の県大会で優勝する必要がある。しかし、夏の大会を終えてから、チームの調子が上がらない。ナイジェリアからの留学生アブバカ君は大学への進学準備を優先するよう両親に言われ、すぐに帰国しろと迫られていた。仲間たちは初めて聞かされる事態に戸惑うばかり。その後、アブバカ君は両親と話し合い、県大会終了まで帰国を先送りしてもらえた。ただし、大会終了後、すぐに帰国することが条件。つまり、県大会で優勝してもアブバカ君は全国大会には出られない。練習時間以外でもアブバカ君と過ごす時間を増やしチームの絆が深まるとようやく南陵のプレーが戻ってきた。
和歌山南陵高校は和歌山県高等学校バスケットボール秋季選手県大会で順調に駒を進め、決勝の舞台に勝ち上がってきた。チームワークを取り戻した南陵は、その後も攻守で圧倒。見事、4年連続4回目の優勝を決め、全国大会への出場権を獲得した。この直後、両親との約束どおり、帰国の途に就いたアブバカ君。全国大会も6人で戦いたいと、アブバカ君は両親を説得して戻ってくると、仲間たちに告げた。
アブバカ君は進学準備を優先させたい両親を説得できなかった。全国大会を前に、かつてない窮地に立たされた南陵高校バスケ部。月曜、南陵高校の5人は全国大会が開かれる東京にやってきた。高校バスケの頂点を目指す全国大会、ウインターカップ2024・全国高等学校バスケットボール選手県大会。出場する60校の中で、選手が5人しかいないのは南陵高校だけ。対戦相手は部員50人を擁する県立長崎工業。
和歌山南陵高校は和歌山県高等学校バスケットボール秋季選手県大会で順調に駒を進め、決勝の舞台に勝ち上がってきた。チームワークを取り戻した南陵は、その後も攻守で圧倒。見事、4年連続4回目の優勝を決め、全国大会への出場権を獲得した。この直後、両親との約束どおり、帰国の途に就いたアブバカ君。全国大会も6人で戦いたいと、アブバカ君は両親を説得して戻ってくると、仲間たちに告げた。
アブバカ君は進学準備を優先させたい両親を説得できなかった。全国大会を前に、かつてない窮地に立たされた南陵高校バスケ部。月曜、南陵高校の5人は全国大会が開かれる東京にやってきた。高校バスケの頂点を目指す全国大会、ウインターカップ2024・全国高等学校バスケットボール選手県大会。出場する60校の中で、選手が5人しかいないのは南陵高校だけ。対戦相手は部員50人を擁する県立長崎工業。