不審な死を遂げた資産家の遺言書、その有効性をめぐる裁判で下された判断とは。和歌山県田辺市で酒の販売や金融業などで財をなし、数多くの女性と浮名を流したことから“紀州のドンファン”とも呼ばれた男性(当時77)。2018年に亡くなった後「全財産を田辺市に寄付する」と書かれた遺言書が見つかっていた。男性の遺産は少なくとも約13億円。親族は「偽造された可能性が高い」として遺言書の無効を求めて提訴していた。和歌山地裁はおとといの判決で遺言書は「有効」とし親族側の訴えを棄却した。今回は遺言書の筆跡が争点となっていた。
住所: 和歌山県和歌山市2-1
URL: http://www.courts.go.jp/wakayama/
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