今年の上半期に日本を訪れた外国人の数は2151万人余と過去最多となった。一方、訪日客の消費では、高額商品の爆買いが影を潜め、体験型に変化している。千葉県君津市では、廃校になった学校で日本の高校生を1日体験できる。シンガポールの家族と友人、アメリカ人男性が高校生体験を行う様子を取材。訪日外国人の消費額(4~6月)は2兆5250億円で去年と比べ18%増えた。こうした中で、体験型観光が人気。じゃらんリサーチセンター・松本百加里研究員は「和歌山や三重の熊野古道のトレッキング、四国のお遍路などもとても人気になっている」などと述べた。