東京・品川にある、年間売上689億円の三菱鉛筆。2020年発売の黒いボールペン「ユニボールワン」が右肩上がりの売上となっている。その理由は濃いインクの色だという。新開発した「ビーズパック顔料」を使用していて、その最大の特徴は従来の5~10倍の大きさであること。紙の繊維に乗ってより黒く見えるのだという。先端に詰まる問題は顔料が沈まないインクの粘度と顔料の比重を開発して解決した。1958年発売の鉛筆「ユニ」は20年以上前から国内シェア1位を守り続けているということ。
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