喜勢社長と福さんがやってきたのは品川区にある「東京総合車両センター」。大井町駅駅の裏手に位置する場所にあり、広さは東京ドーム4~5個分。ここでは首都圏の通勤・通学用の車両約7,300両を管理している。山手線では約5年で走行距離80万キロに及ぶという。点検項目は約600にわたり、約5日間でくまなくチェックする。打音検査では部品が正常に取り付けられているか、音の高低差でボルトの緩みを確認する。経験を要する職人のみが担当する重要な検査。点検・検査のミスを極力減らすため「東京総合車両センター」には訓練施設「たまはがね」を併設。数ある研修の中から今回特別にドアの開閉を体験させてもらった。こうした施設はzネ国の総合車両センターだけではなく、乗務員の職場にもシミュレーターが併設されている。そしてこれからはAIの導入でさらなる技術の進化が期待される中、喜勢社長が最も必要と考えるのが「人の技術」。
