日本の海運業で外国を行き来する外航船の船員のうち7割を占めるというのがフィリピン人の船員。その養成にあたる現地の商船大学が卒業の季節となった。こちらはフィリピン・カビテ州、日本とフィリピン企業が共同運営する商船大学の卒業式、約130人の卒業生のうち半数が日本企業の船で乗務予定。この大学ではフィリピンでは他にないシミュレーション装置での操縦訓練や実物大の船のエンジンを使った整備実習など最先端の授業を受けることができる。日本政府は去年この大学を特定船員教育機関に認定していて、日本での試験を免除されて日本船での勤務が可能になった。
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