石川県能登地方では、生存率が急激に下がるとされる72時間が経過する中、懸命な捜索活動が続いている。きのう、3人の安否不明者がいる石川県輪島市久手川町では、土砂の影響でたくさんの木が家の前に溜まっていて、多くの自衛隊が作業をしていた。安否がわからなくなっている1人、女子中学生(14歳、中学3年)は、自宅にいたところ家とともに川に流されたとみられている。きのう見つかったのが女子中学生の左足の靴で、捜索を手伝っていた同級生が見つけたという。女子中学生の父親は「冬場はこれを履いて、今は夏場なので履いていなかった。玄関先に置いてあった」「みんな本当に自分の娘のように心配してくれて、本当にありがたいです。無事に見つかることに越したことはないですけど、とにかくどんな形でも見つかってほしいです」と話す。