TVでた蔵トップ>> キーワード

「喜多川歌麿」 のテレビ露出情報

二本目は「浮世絵 因縁のたたかい」。蔦重は34歳で日本橋に店を構える。以前から店を構えていた西村屋与八は蔦重因縁の相手。蔦重26歳のとき、西村屋と共同で「雛形若菜初摸様」を出版。遊女屋のPRのために描かれたこの浮世絵は、入銀という店が遊女の贔屓の客からの出資を受けて出版されていた。蔦重はその資金の交渉を任されていた。しかしその後のシリーズでは、作品に蔦重の印はなかった。ノウハウがわかって西村屋に追い出された蔦重は、吉原のイベント俄を描いた西村屋の浮世絵と同じく俄をテーマにした浮世絵をあえて出版。しかも西村屋の倍の大きさで出した。しかし資金繰りに難航したのか蔦重のシリーズは1年で終了。その9年後、喜多川歌麿とタッグを組んで、親しみやすい街の女性を描いた美人画を夜に出した。西村屋が対抗馬として出してきた鳥文斎栄之。高嶺の花の女性を描き、上品さや豪華さで勝負した。寛政の改革の取り締まりで、蔦重は財産の半分が没収された。浮世絵も統制され、西村屋も思うように出版できなくなった。二本目のたたかいは引き分けとなった。スタジオでは喜多川歌麿と鳥文斎栄之の絵を紹介。歌麿の絵では凹凸だけで模様を出す空摺という技法が使われている作品もあった。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年5月4日放送 5:10 - 5:15 NHK総合
浮世絵EDO−LIFE「べらぼう」の世界(浮世絵EDO−LIFE「べらぼう」の世界)
喜多川歌麿が描き、蔦屋重三郎が出版した浮世絵「青楼十二時 続 寅ノ刻」を紹介。「青楼」は吉原などの遊郭、「十二時」は24時間を意味する。吉原の1日を12枚に分けてこっそり覗き見する吉原密着24時のようなシリーズ。「寅ノ刻」は午前4時ごろ。2人の遊女が描かれている。火鉢の上には鍋が乗っている。客の前では食事をとれない店もあり、お腹が減っていたのかもしれない。床[…続きを読む]

2025年5月4日放送 1:16 - 2:46 NHK総合
たたかう蔦屋重三郎 いざ!三本勝負(たたかう蔦屋重三郎 いざ!三本勝負)
蔦重が江戸の読者を驚かせた傑作を紹介。画本虫撰は、狂歌と絵を一緒に載せており狂歌絵本と呼ばれる。駆け出しだった喜多川歌麿が絵を描いており、歌麿は蔦重が見出した秘蔵っ子だった。光るトンボの羽根は雲母の粉を使った雲母摺という技法。とうもろこしはひと粒ずつデコボコと盛り上がっていた。浮世絵研究家の浅野さんは、徹底的にリアルに描く執念がある、最高級の彫師、摺師を動員[…続きを読む]

2025年5月2日放送 12:20 - 12:25 NHK総合
浮世絵EDO−LIFE(浮世絵EDO−LIFE)
顔を近づけ楽しげにひそひそ話をする2人の遊女が描かれた浮世絵。1人はキセルを持って一服、髪を高く結い上げている。「立兵庫」という、当時遊郭で流行した髪型。この絵のタイトルは「青楼十二時」。青楼とは吉原などの遊郭、十二時は二十四時間のことで、吉原の1日を12枚に分けこっそり覗き見するように描いたシリーズ。青楼の画家といわれた喜多川歌麿が描き、吉原生まれ吉原育ち[…続きを読む]

2025年4月29日放送 10:05 - 10:51 NHK総合
謎解き!ヒミツの至宝さん(謎解き!ヒミツの至宝さん)
蔦屋重三郎が手掛けた浮世絵の1枚が歌麿の美人画「ポッピンを吹く女」。美人画は当時のファッション誌のような役割を担っていたもので、美しい女性の全身像を描くのが主流だった。しかし、「ポッピンを吹く女」は女性の上半身を大きくクローズアップした構図で描かれており、斬新な構図で女性の内面を表現しようと試みた。この挑戦は大きな話題を呼び、「ポッピンを吹く女」は大人気作品[…続きを読む]

2025年4月28日放送 19:57 - 20:42 NHK総合
大追跡グローバルヒストリーFile03 フランス 浮世絵ブームを仕掛けた謎の美術商
林忠正はどんな美術商だったのかを大追跡。当時の商業年鑑を調べてみると日本美術の項目にひときわ大きく「HAYASHI」の文字。店の住所も記されていた。その場所の近くで画廊を営む美術商は、19世紀後半にヨーロッパで巻き起こった日本ブーム・ジャポニズムの中心人物だったのが林忠正だと教えてくれた。記録によれば、浮世絵は15万枚以上をパリに持ち込んだとされている。クロ[…続きを読む]

© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.