盛岡さんは芭蕉布という織物を作っている沖縄の集落を訪れた。芭蕉布の素材は以前沖縄に自生していた糸芭蕉。服を作る素材が限られていたため、先人たちは工夫を重ねて糸芭蕉から糸を作り出した。指で繊維を裂き太さを揃えては結い合わせる手仕事で、今この作業ができる職人は40人ほど。職人は年々減っている。日本のデザインから未来を切り拓くため世界の若者も動き始めている。東京大学のオリガミラボでは中国や韓国などから留学生が集まり、先端工学に発展させる理論を学んでいる。
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