衆議院選挙の争点について。自民党の派閥の政治資金問題を受けた政治改革の在り方などが大きな争点となる。政治改革を巡っては、各党が政治の信頼回復に向けた取り組みを強調していて、使いみちの公開義務がない政策活動費の在り方についても議論となる見込み。さらに物価高への対応を含む経済対策や、子育て支援などの社会保障政策、外交安全保障政策の在り方もテーマとなる。政治資金問題で一部の候補者を非公認などとした自民党が単独、もしくは公明党を合わせた与党で過半数の233議席を確保できるのかも焦点。野党側は与党を過半数割れに追い込み政権交代を狙うが候補者を一本化できておらず、前回の衆院選で実現した野党共闘が進まず候補者が乱立している。今回は新内閣発足から戦後最短での解散総選挙という超短期決戦で、与野党各党が12日間の選挙戦に入る。
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