参議院選挙で与党過半数割れとなったものの続投を表明した石破首相だが、自民党内では批判の声が強まっている。高知県連が早期辞任を申し入れる方針を決めるなど、地方組織の反発が広がっている。党執行部では木原選対委員長が敗因の検証などののちに辞任する意向を示しているが、党内からは「森山幹事長はなぜ辞めないんだ」という声も上がっている。一部の議員の間で注目されているのが自民党の党則にある“リコール規定”で、国会議員と都道府県連の代表者の過半数の要求で総裁の任期前でも総裁選が可能になる。執行部は月末に両院議員懇談会を開いて参院選の総括を行う予定。
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