石破総理はきょう、エクアドル大統領と首脳会談を行った。自民党の総裁選前倒しをめぐっては、党の選挙管理委員会がきのう、賛成した議員の氏名の公表を決めるなど、意思確認に向けた動きが加速している。JNNの独自調査では、自民党議員219人から回答を得て、総裁選前倒しについては、「おこなうべき」が49人、「おこなう必要ない」が19人だった。態度を示さなかったのは137人で、6割以上にのぼった。各社の世論調査では、石破総理の支持率が回復傾向にあるなか、氏名の公表が賛成表明へのハードルになっていくものとみられる。神田法務大臣政務官はきょう、現時点では政務官を辞任しても前倒しに賛成する意向であることを明らかにした。旧安倍派や旧岸田派などの中堅・若手が国会内で会合を開き、前倒しに必要な票の獲得に向け、結束して対応していくことを確認した。石破総理と退陣を求める勢力の多数派工作が激化する見通し。
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