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「GDP」 のテレビ露出情報

日本の去年のGDPは名目でドルに換算した数字でドイツに抜かれる形となった。2期連続でマイナス成長となった要因は個人消費が-0.2%と落ち込んだこと。さらに企業の設備投資は-0.1%、住宅投資は-1.0%と伸びなかった。日本の名目GDPをドイツが上回った大きな要因はこの3年で約30%の円安が進んだことで、ドル換算の数値が大幅に目減りしたこと。ただ、去年は日本は実質プラス成長、ドイツはマイナス成長だったので「ドイツは良くて日本はダメ」を意味するものでもない。過去20年でドイツの経済成長をもたらした要因として指摘されるのが2005年まで続いたシュレーダー政権による構造改革とEU市場の存在と単一通貨ユーロの導入。
日本でも人手不足が問題となる中で労働力のスムーズな移動が課題となっている。労働市場の課題に応じた改革を通じ、企業の収益力を向上させていく必要がある。貿易面では、自由貿易協定を結ぶもEUほど使い勝手はよくない。地域レベルでの輸出相談窓口強化などきめ細かな政策を行い、小規模な企業を含めて輸出拡大することが求められる。
名目GDPは物価上昇でより大きくなる。日独の年ごとの物価上昇率推移をみると、日本はデフレマインドが続く中、おおむね0%前後で推移してきたのに対し、ドイツは1度もマイナスに陥ることなくほとんどの年で日本を上回った。ドイツ企業は物価上昇の中で常に賃金引き上げ要求にさらされ続け、企業は賃上げ原資を生み出すために利益を増やす必要に迫られ、生産性向上に力を注いだ結果、付加価値の高い製品を生み出し収益力を向上させた。もう一つの違いが、日本ではデフレで低金利が続いたこと。労働生産性で日本は先進7か国の中で最も低くなっている。これからは賃上げ原資を生み出すために生産性・収益力向上が否応なく求められることになる。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年9月25日放送 10:05 - 10:55 NHK総合
キャッチ!世界のトップニュース(ニュース)
ラオスでは経済活性化の一つの柱として観光に力を入れており、中でも農業や地域の魅力を体験してもらうアグリツーリズムへの期待が高まっている。有名なブルーラグーンがあるラオス中央部のヴァンヴィエン。2020年ラオス中国鉄道が開通し1時間余りでヴァンヴィエンに行けるようになると旅行者が押し寄せた。4輪バギーをレンタルして農村や山間部のドライブを楽しむ人たちも少なくな[…続きを読む]

2024年9月20日放送 4:15 - 5:00 NHK総合
国際報道SPOT LIGHT INTERNATIONAL
今回は半導体について、2030年には市場が1兆ドル規模になるとの予測もある中新たな動きが起きている。半導体を巡っては米国と中国が激しく対立しているが今注目なのが東南アジア。米中双方と友好関係にあり対立から距離を置いている国が多いことから世界中のメーカーがここに投資を加速させている。半導体業界で存在感を高めつつある東南アジア、その最前線を取材した。ドイツの半導[…続きを読む]

2024年9月12日放送 21:54 - 23:10 テレビ朝日
報道ステーション(ニュース)
自由党総裁選9候補者討論会、防衛増税について。加藤勝信候補は「議論する際にいろんな財源が当たってきたがその上で増税分として考えてきた。前提として年々自然増収をすることなどもあるのでそこを見ていく。自然増収であっても人件費など増えていく金も必ずあるのでよく見ながら議論しないとプラスだけ見て大丈夫だというのは慎重になるべき」などとした。高市氏は「今は経済をよくす[…続きを読む]

2024年9月12日放送 5:45 - 7:05 テレビ東京
モーサテ(ニュース)
イギリス政府は11日、アマゾンドットコムのクラウド部門「AWS」が、今後5年間でイギリスのデータセンター整備に80億ポンド(約1兆5000億円)を投資する計画を発表。クラウドコンピューティングやAI(人工知能)の普及で、強まるデータセンターの需要に備える。投資は2028年までにイギリスのGDP(国内総生産)に140億ポンド(約2兆6000億円)寄与する見込み[…続きを読む]

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