きょうの株の見通しについて藤代宏一がスタジオで解説。予想レンジは、3万6200円~3万6800円。米国株堅調だが、円高が重荷。FOMC(連邦公開市場委員会)の利下げ幅が25になるのでは。そうなると、米国株に失望売りが広がる可能性があり、それを意識する投資家が多いのでは。注目ポイントは「改めて名目GDP(国内総生産)600兆円」。今年の4-6月期に名目GDPが初めて600兆円の大台を突破。実質GDPが伸びないのになぜ、株高なのか。1つの答えとして、株価は金額ベースの経済成長を反映してる。現在、賃金上昇率は約30年ぶりの高い伸びになってる部分に注目すべき。実質賃金はさほど伸びてないため、上がってないという評価もあるが、名目賃金の上昇率は伸びてるため、株価に追い風のインフレの持続性が高まっていると判断してる。長期金利の急登に関しては心配しなくてよいとのこと。