1769年に発明家のジェームズ・ワットが蒸気機関を改良したことで機械化が進み、向上の生産性が飛躍的に高まった。さらに製鉄・鉄道・造船などの産業が発達し、17世紀以降の平均的な経済成長率を鑑みて「年2%ずつの資本の蓄積で100年後には7.5倍豊かになるだろう」と試算した。経済的に豊かになれば労働は4分の1で済み、1日3時間週15時間の労働で生活に必要なものが得られると予測したのだという。英国の平均労働時間は減ってきており、今では1日平均6時間ほどとなっていた。GDP(国内総生産)は約5倍になり労働生産性という1時間あたりの労働が生む価値は上がったが“人間の欲”を見落としていたのが反省ポイントののこと。
