文京区や渋谷区、国分寺市などに特殊詐欺の電話がかかってきている。今月5日、江戸川区で1人暮らしをしている80代の女性の自宅に電話があり区役所職員を名乗る男が後期高齢者の医療制度の変更を知らせる封書を送ったが中身は確認しましたか。還付金に関するお知らせがあるなどと話した。女性は封書に覚えがないと伝えたが男は、申請の締め切りは過ぎているがきょうなら間に合いるなどと言い個人情報を聞き出そうとしてきた。女性は氏名や住所を教えてしまいたがやり取りを不審に感じたことから区役所に確認したところ。封書は送っておらず詐欺の電話の可能性があると伝えられたということだ。警視庁によると今回のような電話のあと近所のATMに誘導され現金を振り込むよう指示されるケースが多いという。制度が変わったなどといって手続きが必要だと思わせるのは詐欺のよくある手口。電話でお金の話をされた場合は詐欺だと疑ってほしい、一度電話を切り名乗った相手の番号を自分で調べてからかけてみることも被害防止には効果的だ。