竹内智子さんは何の原因もなく樹木が倒れることはないが、倒木は甚大な被害になりかねない、すべての樹木が恐ろしいわけではなく状況を正しく理解して正しく対応することが大事だという。いま、都市の樹木はリスクが高まっている。環境保全の観点から大量に植えられた樹木が近年は気候変動などで新たな負荷がかかっているといえる。危険な樹木のチェックポイントを紹介。空洞、傾き・揺れ、枯れ枝、キノコなどがある。国土交通省は自治体に点検状況などの確認を求めているが、東京23区の報告書をみてみると台帳がない、マニュアルがない、予算が足りないという課題が出てきた。