初のパラリンピックで金メダルへ。車いすテニス・小田凱人選手(18)。小田選手は26日に本番と同じコートで練習。赤い土が特徴のコートはテニス4大大会の一つ、全仏オープンの会場で、小田選手が去年優勝した場所。去年・今年と4大大会で連続優勝。今年も全豪・全仏オープンを制するなど勢いに乗っている。名前の”凱人”は開催地・パリの凱旋門に由来しているという。小田選手は9歳の時に骨肉腫と診断。左足に障害が残った。車いすテニスを始めたきっかけは、パラリンピック4大会の金メダリスト・国枝慎吾さん。その姿を見てプレーを始めたそう。中学時代に書いた目標達成シート。この頃から掲げていた夢はパラリンピックでの金メダル。車いすテニスは30日から始まる。小田選手は「僕がパラリンピックに出て五輪を超えるくらい衝撃を与えて、試合を見て面白いと思うプレーは常にしてきたんで、パリも存分にそれを出して自分の大会だと思ってやりたい」と話した。