小田凱人選手は10歳のときに国枝慎吾さんのプレーを見て車いすテニスの道へ。小田凱人のすごさについてアテネパラリンピック金メダルの齋田悟司選手に話を聞いた。斎田選手は「サーブも速いですね、ナンバーワンに近い」などと述べた。サーブを繰り出すと相手は打ち返すのがやっと。小田選手はこれを逃さず得点をつなぐ。サーブ速度は時速165キロ。車いすテニスは2バウンドまでの返球がゆるされ、コートの後ろでプレーするのが一般的。しかし小田選手は持ち前のスピードで返球し、相手に返球の時間を与えないのも他を寄せ付けない強さの秘密。