国民スポーツ大会に関する鹿児島県の経費は約251億円の見込み。これまでは開催によってインフラが整備できるのはメリットだったが、少子高齢化で自治体の財政が厳しく施設整備などがむしろ負担になってしまっている。有識者会議による見直しの議論については、開催経費の負担では財源について無料の観戦を有料化する、開催期間の弾力化については期間を宿泊先の確保がしやすくなるよう競技ごとにずらすなどがあげられている。また大会の意義については、トップ選手の出場促進という点で、国際大会との兼ね合いなどによりトップ選手がなかなか出場出来ていない現状があるので、より多くの選手に出場してもらえるい対策を講じるべきとの意見がある。