- 出演者
- 広内仁 斉田季実治 星麻琴 竹野大輝 吉岡真央 菅谷鈴夏 野口葵衣
オープニング映像。
ノーベル生理学・医学賞に大阪大学特任教授・坂口志文さんら3人が選ばれた。過剰な免疫反応を抑える制御性T細胞を発見するなど免疫学の分野で優れた業績を上げた。記者会見で、病気の有効な解決策は必ず見つかると信じていると語った。
坂口志文さんは滋賀・長浜市出身の74歳。京都大学医学部を卒業し、アメリカの大学などで免疫を研究。現在は大阪大学免疫学フロンティア研究センターの特任教授を務めている。過剰な免疫反応を抑える制御性T細胞を発見し、免疫に関係する病気の治療・予防につながることが期待されている。日本からの受賞は日本被団協に続き2年連続。個人では29人目。生理学・医学賞では6人目。兄・偉作さんら長浜市の人たちも発表の瞬間を見守った。
高市総裁が役員人事を固めた。麻生最高顧問はきょう、就任を打診されていた副総裁を受ける考えを伝えた。幹事長に起用する意向を固めたのは麻生派の鈴木俊一氏で、鈴木氏は麻生氏の義理の弟でもある。起用の背景にあるのは決選投票で高市氏を支持した麻生氏の動きで、党内唯一の派閥を率いる麻生氏からの支持は勝因のひとつになったとみられている。また政調会長には小林鷹之氏、総務会長に有村治子氏を起用する意向を固めた。このほか選対委員長に古屋圭司氏を起用する意向を固めた。さらに国対委員長に梶山弘志氏を、組織運動本部長に新藤義孝氏を、広報本部長に鈴木貴子氏を起用する意向。政治資金収支報告書への不記載があった議員を起用するかも焦点の1つだったが、幹事長代行には萩生田光一氏を起用する意向。野党からは「昔の政治の悪い部分が戻って来る話」などと批判の声も。
高市総裁就任。野党との連携めぐり温度差も。国民榛葉幹事長はきょう自民麻生最高顧問と会談。今後の連携のあり方など協議か。国民玉木代表は「3党の合意をまずしっかりやってくれ」「すでに結んだ約束さえ果たせないのに新たな約束は結べない、そういったことはしっかり伝えたと思う」などとこの会談についてコメントし、「丁寧な政策協議が第一歩だ」とも述べた。一方、吉村代表と小泉農相の関係の近さが注目されていた維新。高市総裁の誕生によって連携はトーンダウンしそうだ。そして立憲民主党。野田代表は高市総裁と同じ松下政経塾出身だ。野田代表はきょう自公との連立を重ねて否定したうえで「拡大以前に公明とそのまま連立を『はいそうですか』という環境ではないのでは」などと述べた。その公明党斉藤代表は高市総裁と会談し、高市氏の靖国参拝の考え方などの懸念解消が連立継続には必要だと伝えた。
日経平均株価が史上最高値を更新し、東京外国為替市場は約2ヶ月ぶりの円安ドル高となった。高市新総裁は、責任ある積極財政や経済成長を追求している。債権市場では、日本国債が売られて長期金利が上昇した。
党役員人事の顔ぶれをみると高市氏を支持した議員や派閥からの登用が目立ち、論功行賞ではないかとの声も聞かれている。高市氏は党内基盤が強いと言えないため、麻生氏などの後ろ盾を得て党内基盤を固める狙いがあるとみられる。一方で旧安倍派の起用に野党から反発が強まり、説明を求められることも予想される。今後は小林氏以外の総裁選で争った候補者の処遇で挙党態勢につなげられるかが焦点となる。きょう内定した人事はあす正式に決定され、新執行部が発足する。
全国の気象情報が伝えられた。
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山縣亮太が来シーズンも現役続行の意向を明らかにした。
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今永昇太投手が日本時間あす行われる第2戦の先発に向けて意気込みを話した。ポストシーズン初先発となる今永はブルワーズと対戦する。ブルワーズはレギュラーシーズンで両リーグ最高勝率をマークした攻守に隙のないチーム。打線はホームランこそ少ないものの、出塁率と盗塁数はリーグトップで得点数もリーグ2位。今永は今季ブルワーズ戦に3試合登板し、1勝2敗で防御率3点台。今永は自分のベストを発揮することに注力し、味方が点を取るまで我慢したいなどと話した。
ドジャースはあす相手の本拠地でフィリーズとの第2戦に臨む。フィリーズの先発は今季15勝をあげたヘスース・ルザルド投手。大谷との対戦成績は通算14打数2安打と抑えられている。しかし2安打はいずれもホームランで、大谷が打線を勢いづけられるかがポイントとなりそう。
ア・リーグ地区シリーズは第2戦2試合が行われた。ブルージェイズは地区シリーズ突破に王手をかけ、ヤンキースは後がなくなった。マリナーズ対タイガースはマリナーズが勝利し、対戦成績を五分とした。
11日に開幕するクライマックスシリーズに向けた各チームのキープレイヤーを紹介するシリーズ。今回はソフトバンクの大関友久投手。今季は自身最多の24試合に先発し13勝5敗、防御率1.66と安定感が際立った。本人が飛躍のきっかけになったと話すのが6月の巨人戦で、9回8奪三振無失点の内容だった。この日の投球で自身の投球フォームの中のタメと引っ張りの間に定めという感覚を掴んだそうで、以降9勝2敗とリーグ優勝に貢献した。
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今年のノーベル生理学・医学賞に大阪大学・坂口志文氏らが選ばれた。坂口志文氏は「有効な治療法は必ず見つかる」などとコメント。日本からのノーベル賞受賞は去年の日本被団協に続き2年連続で、個人では米国籍を取得した人を含め物理学賞受賞の真鍋淑郎さんに続き29人目。日本からのノーベル生理学・医学賞受賞は、2018年の本庶佑さんに続き6人目。記者会見で坂口氏は「大変光栄に思っている」などとコメント。坂口氏は滋賀県生まれの74歳で、京都大学医学部を卒業し、アメリカの大学などで免疫を研究。そして京都大学再生医科学研究所の所長を経て、大阪大学免疫学フロンティア研究センター特任教授に。免疫機能が自分の身体を攻撃することで起こる病気の仕組みなどの解明に取り組み、過剰な免疫反応を抑えるリンパ球の一種「制御性T細胞」を発見。さらに制御性T細胞の数を減らしたり働きを抑えるとがん細胞に対する免疫を強化できることや、逆に増やしたり働きを活発にすると臓器移植に伴う拒絶反応を抑える効果があることなども明らかにした。これらの研究成果は免疫に関係する病気の治療・予防につながると期待されている。こうした業績により、坂口氏は過去ガードナー国際賞や文化勲章なども受賞している。
ノーベル生理学・医学賞を受賞した、大阪大学特任教授の坂口志文さんにインタビュー。坂口さんが、制御性T細胞について解説した。
