6度目となる自民党、公明党、国民民主党の税制調査会幹部による協議。先週の協議で103万円の壁を123万円にする案を提示していた与党。ゴルフに例えて話が進む壁の協議だが、今回は物別れに終わった。先週結ばれた合意での「178万円を目指す」という曖昧な表現が混乱をもたらした形。3党での協議が物別れに終わったあと自民党の税調は幹部だけの会合を開催。終了後出席者から聞こえてきたのは「やっぱり難しい」という声。国民民主党は怒り心頭。榛葉幹事長は本予算への対応について聞かれ「とても無理」と答えた。今後の協議について、宮沢税調会長は協議を続けたいとしているが、国民民主党はすでに決裂したという認識でいる。