自民党総裁選挙をめぐり小泉農林水産大臣の陣営が、配信動画に不適切なコメントを書くよう陣営関係者に依頼していたことがわかった。小泉は自らの関与を否定したうえで陳謝。小泉陣営の広報班長を務める牧島かれん元デジタル大臣の事務所が作成したメールには、コメント例として「コメ大臣は賛否両論だけど、スピード感はあったな」などと小泉農水大臣を称賛する言葉があった。小泉の記者会見を配信する動画にポジティブなコメントを書くよう小泉陣営に依頼する内容だった。小泉の立候補会見は、このメールが関係者に送られた翌日に行われた。投稿するコメントとして具体的な例が24パターン記載。中には「奇をてらわず、実直に仕事してくれる人がいい」と他の候補者と比較するようなものや「ビジネスエセ保守に負けるな」と他の候補者を中傷するような不適切な内容もあった。実際に小泉の会見を配信していた動画サイトを見ると、メールに記載されたものと同じコメントが少なくとも5件確認。小泉はきのう、このメールの存在を認め、「総裁選に関わることでもあるので申し訳なく思う」などとコメント。牧島は「私の事務所の判断で参考例をお送りしたもの」などとコメント。
候補者の1人・高市早苗の陣営の山田宏議員はXで「大事な総裁選を貶める重大な事案だ」などと苦言を呈している。国民民主党・榛葉賀津也幹事長は「“ステマの問題”はそう軽くないよ」などとコメント。今回の問題は総裁選の行方にどう影響するのか。政治部の小泉陣営担当・長谷栞里記者に聞いた。長谷記者によると、小泉陣営の中からは「党員票はもうすでに郵便で送っている人が多く、影響は限定的」という声もある。一方で他の陣営からは「これから投票する人の投票行動にはかなり影響」との指摘もある。ある国会議員は「党の信頼回復がテーマの総選挙で信頼を失う行為」だと言う。小泉陣営からは、党員票に加えて議員票にも影響も出ないか懸念する声も出ている。今回の問題を受けて牧島かれんは小泉陣営の広報班長を辞任。
候補者の1人・高市早苗の陣営の山田宏議員はXで「大事な総裁選を貶める重大な事案だ」などと苦言を呈している。国民民主党・榛葉賀津也幹事長は「“ステマの問題”はそう軽くないよ」などとコメント。今回の問題は総裁選の行方にどう影響するのか。政治部の小泉陣営担当・長谷栞里記者に聞いた。長谷記者によると、小泉陣営の中からは「党員票はもうすでに郵便で送っている人が多く、影響は限定的」という声もある。一方で他の陣営からは「これから投票する人の投票行動にはかなり影響」との指摘もある。ある国会議員は「党の信頼回復がテーマの総選挙で信頼を失う行為」だと言う。小泉陣営からは、党員票に加えて議員票にも影響も出ないか懸念する声も出ている。今回の問題を受けて牧島かれんは小泉陣営の広報班長を辞任。
