今日の東京株式市場では高市総理の積極的な財政政策などへの期待から日経平均株価が上昇し、一時5万円に迫った。午前9時前、都内の証券会社では5万円突破に備え、くす玉の設営に追われていた。取引がスタートすると高市総理誕生による経済政策への期待から日経平均株価は上昇。午前の取引終了前には5万円が目前に迫る水準となった。5万円突破への期待が高まる中、午後1時、総理大臣指名選挙が始まった。衆議院の投票で高市総裁は過半数を超える237票を獲得。自民党と連立を組む日本維新の会の議席数を合わせた231票に加え、無所属などが投票し1回目の投票で選出された。一方、立憲民主党の野田代表は149票。国民民主党や公明党もそれぞれの党首に投票し野党の票はまとまらなかった。「高市総理誕生」の号外を受け取った街の人からは「はっきりと外国に対して物を言うことを期待している」などという声が聞かれた。その頃、日経平均株価は午前の取引で5万円の大台まで僅か55円に迫ったものの午後から利益確定の売りが優勢になり一時マイナスになる場面もあった。終値は前日に比べて130円高い4万9316円で2日連続で史上最高値を更新した。
総理大臣選出後、高市氏が向かったのが新たな連立パートナーとなる日本維新の会。維新の幹部と笑顔で固い握手を交わした。ただ、維新を入れても衆参ともに勢力は過半数に届いておらず今後、野党との協調が必要となる。立憲民主党の野田代表は「中道というものに軸足を置いてやっていきたい」、国民民主党の玉木代表は「当面は物価高騰対策、閉塞感を打破するため大なたを振っていただきたい」とそれぞれ述べた。
総理大臣選出後、高市氏が向かったのが新たな連立パートナーとなる日本維新の会。維新の幹部と笑顔で固い握手を交わした。ただ、維新を入れても衆参ともに勢力は過半数に届いておらず今後、野党との協調が必要となる。立憲民主党の野田代表は「中道というものに軸足を置いてやっていきたい」、国民民主党の玉木代表は「当面は物価高騰対策、閉塞感を打破するため大なたを振っていただきたい」とそれぞれ述べた。
