滝田さんは「2倍の1万円くらい引き上げたらいいと思う。5000円では自腹を切っている会社員が多いと思う。足元の物価高の問題もあるが、交際費の支出はコロナ後に落ち込んでいる。足元では自粛が戻ってきているとはいえ、コロナ禍の大きな変化として飲食を伴う会合の機会が減ったことがあると思う。最大の問題点の1つは取引先と会食を伴う本音の付き合いがしにくくなっている。一方では法人税の税収が減るのではという議論があるのは承知しているが、実際の数字を見ると2020年度の法人税の税収は14兆9398億円。前の年度に比べ約1.3兆円増えている。その一部を非課税の交際費にあててもバチは当たらないと思う。しかも飲食店の飲食には消費税がかかり、消費が増えて飲食店の経営が赤字を脱却すれば法人税を収めるようになる。一言で言えば金は天下の回りもの。」などと述べた。