東京・荒川区のクリニックでは、今週に入りインフルエンザ患者が急増し、1日あたり約20人が診断されている。クリニックではワクチンの摂取が例年より早く希望者が増えているとのこと。インフルエンザの患者は全国で急増している、今月2日までの1週間に全国3000カ所余の医療機関から報告された患者の数は、1医療機関あたり14.9人と前の週の約2.4倍に増えた。定点あたりの患者数が10人を超えるのは、昨季よりも6週早い。また、患者の数が10人を超えた都道府県は前の週より拡大し、7つの都道県で1医療機関あたり20人を超えている。専門家は急激に患者が増えると医療がひっ迫する恐れもあるとして、流行が大きくならないよう感染対策の徹底とワクチン接種の検討を呼びかけている。
