東京・国立市では富士山の眺望を遮るとして引き渡しの直前に解体の方針が決まった分譲マンションの解体工事が始まった。現場にはこのように工期などを知らせる紙が貼られている。国立市中2丁目の分譲マンションは今月、契約者に引き渡されることになっていたが事業者の積水ハウスは富士山の眺望を遮り、景観に著しい影響があるとして先月、事業中止と解体の方針を決めた。事業者によると今月16日から解体工事を開始し工期は来年8月までの予定で跡地の利用は未定だとしている。積水ハウスは安全騒音振動対策を徹底し、ご迷惑を最小限にとどめられるよう細心の注意を払い工事を進めてくるというコメントを出した。