- 出演者
- 一橋忠之
オープニング映像。
都民ファーストの会が第1党確実となり、自民党は第1党を維持できなかった。この結果について佐久間慶介は「自民党が第1党でなくなるのは小池旋風とも言われたおおきなうねりがあり、都民ファーストの会が躍進した2017年以来となる」などと話した。都民ファーストの会は特別顧問の小池知事が全面に選挙活動を展開したことも勝因の1つとのこと。都民が第1党となったことで予算案・条例案の審議が今より円滑に進められる可能性がある。都民ファーストの会は小池知事が議会運営面から支えてきており、引き続き知事の政策を後押ししていくとみられている。各党の獲得議席では106議席が決まっており残りは21議席となる。都議会の過半数をめぐる争いでは自民・都民・公明の3党は現在あわせて59議席で過半数の64を維持するのか注目となる。
最新の開票状況について。新宿区・江東区・大田区・世田谷区・杉並区・練馬区・江戸川区・八王子市・千代田区・中央区・港区・文京区・台東区・墨田区・品川区・目黒区・渋谷区・中野区の開票状況を順番に伝えた。
続いて豊島区・北区・荒川区・板橋区・練馬区・足立区・葛飾区・江戸川区の最新の開票状況を順番に伝えた。
最新の開票状況について。八王子市・立川市・武蔵野市・三鷹市・青梅市・府中市・昭島市・町田市・小金井市・小平市・日野市・西東京市・西多摩(福生市・羽村市・あきる野市など)・南多摩(多摩市・稲城市)・北多摩1(東村山市・東大和市・武蔵村山市)・北多摩2(国分寺市・国立市)・北多摩3(調布市・狛江市)・北多摩4(清瀬市・東久留米市)・島部(大島町・八丈町など)の開票状況を順番に伝えた。青梅市(定員1)は都民ファースト現職の森村隆行氏が当選。北多摩2(定員2)は岩永康代氏ら現職2人が議席を守った。
東京都議会議員選挙で注目された政党についてスタジオ解説。国民民主党は17選挙区に18候補を擁立。これまで議席を獲得したのはこれまで6人にとどまっている。昨年の衆院選以降の支持率拡大を受け、定員8の世田谷区選挙区には候補者2人を擁立するなど、強気の選挙戦略でのぞんだ。参院選比例の候補者擁立の混乱で3月には8.4%だった支持率が6月には5.4%に急落(NHK世論調査)。初めて議席を獲得したが、どこまで伸びるか注目される。参政党は世田谷区など3議席を獲得。昨年の都知事選で知名度を高めた石丸伸二氏が代表を務める再生の道は自民に並ぶ最多42人を擁立したが、これまで議席は獲得できず。石丸自身は立候補せず、公約を掲げなかったことが敗因とみられる。定員6の杉並区に候補者3人を擁立するなど選挙戦略のまずさもあった。
ニュース速報。小池知事の政策を後押しする知事与党の都民ファースト・自民・公明で過半数が確実となった。立民・共産が明確な対立ポイントを示すことができなかったことが要因とみられる。
都議会に議席を持たない政党の獲得議席数を紹介。国民民主党は7議席、参政党は3議席を獲得した。両党とも都議会では初めての議席獲得となる。
杉並区(定員6)で国民民主党の新人・国崎隆志氏の当選が決まった。支援者に祝福される事務所の様子を中継で伝えた。最新の開票状況について、新宿区・江東区・世田谷区・練馬区の開票状況を順番に伝えた。
今後の都政の課題についてスタジオトーク。出口調査では重視する政策として30%が「物価高対策」をあげた。全国的に物価高騰対策が課題となる中、これまで東京都はQRコードで決済支払い金額の最大10%ポイント還元、住民税非課税世帯に商品券1万円分など支給、夏の4か月間一般家庭すべて水道の基本料金無償化などを行ってきた。各党はさらなる対策が必要だとして都議選の公約に盛り込んだ。自民は子育て世帯を対象に月2万円の家賃補助、住宅購入補助として100万円相当のポイント付与などを掲げた。都民ファーストは18歳以下の給付を5,000円から増額、手頃な価格で住める住宅の供給を進めるとしている。
ニュース速報。自民党は議席数が過去最低だった8年前の選挙の23を下回ることが確実となった。政治資金問題の影響で幹事長経験者など6人が非公認となり、公認候補は4年前の60人から今回は42人になってしまった。候補者を絞り込んだが多くの選挙区で競り負けた。
再び都政の課題についてトーク。去年の東京都の合計特殊出生率は全国最低の0.96となるなど、少子化対策が課題となっている。小池知事は知事与党(都民ファ・自民・公明)の後押しを受けて、保育料の第1子無償化などを精力的に進めてきた。選挙戦で各党は物価高対策と並んで少子化対策を訴えてきた。東京都は豊富な財源を活かして、保育料の無償化、今年度から高校の実質無償化を実現したが、近隣の知事から自治体間格差が広がるとの指摘が出ている。今年は12年に1度の都議選と参院選が重なる年となる。参院選の動向を見る上での先行指標となっており、今回の結果を受けて各党が選挙戦略を練っていくことになりそうだ。
きのう行われた3つの市長選挙の結果を伝えた。船橋市長選挙は現職の松戸徹氏(70)が4回目の当選。横須賀市長選挙は現職の上地克明氏(71)が3回目の当選。鎌ケ谷市長選挙は現職の芝田裕美氏(63)が2回目の当選。
まだ議席が固まっていない江東区、世田谷区、練馬区の最新の開票状況、23区、多摩地域、島嶼地域の開票状況を伝えた。江戸川区・宇田川聡史は自民から追加公認された。練馬区・山口花のコメント。
127議席のうち123議席が決まり、残り4議席。投票率は47.59%。過去5番目に低い。知事与党の過半数が確実となった。自民党は過去最低。公明党は9回連続の全員当選ならず。各党の獲得議席を紹介。