2024年7月22日放送 18:10 - 19:00 NHK総合

首都圏ネットワーク

出演者
船木正人 寺門亜衣子 江原啓一郎 黒田菜月 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

(ニュース)
各地で危険な暑さ あすも続く見通し

きょうの関東甲信は各地で38度を超える危険な暑さとなった。路面に強い日ざしが照りつけている栃木県佐野市ではことし最も高い39.1度を記録した。きょうの関東甲信、日中の最高気温は山梨県甲州市勝沼で39.6度、甲府市で39.4度、栃木県佐野市で39.1度、群馬県伊勢崎市で38.9度などと危険な暑さとなった。また東京の都心では36.6度とことしいちばんの暑さとなった。3日連続で37度以上となった埼玉県熊谷市では伝統の夏祭りが行われた。熱中症対策として山車や屋台のすぐ後ろに冷たい飲み物が用意され参加者がこまめに水分補給を行っていた。NHKのまとめでは1都3県で熱中症の疑いで搬送された人は257人。このうち6人が重症だという。あす日中の最高気温は前橋市と甲府市、埼玉県熊谷市で38度と危険な暑さが見込まれるほか、さいたま市で37度、東京の都心や千葉市、宇都宮市で36度などと予想されている。気象庁と環境省はあす、熱中症の危険性が極めて高まるとしてご覧の都県に熱中症警戒アラートを発表している。運動や外出を控え室内ではエアコンを我慢せず使用し、こまめに水分や塩分を補給するよう呼びかけている。

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伊勢崎(群馬)佐野(栃木)勝沼(山梨)川口(埼玉)桐生(群馬)熊谷(埼玉)熱中症熱中症警戒アラート甲府(山梨)
今夜遅くにかけ 大気不安定 非常に激しい雨のおそれ

一方、大気の状態が非常に不安定になっている。東京あきる野市で撮影された映像にはひょうのような白い粒が降っている。大気の不安定な状態は今夜遅くにかけて続くほか、あすも午後の時間帯を中心に雨雲が発達する見込みで局地的に非常に激しい雨が降るおそれがある。気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に警戒するとともに落雷、竜巻などの激しい突風、ひょうにも注意するよう呼びかけている。

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あきる野(東京)前橋(群馬)
渇水対策本部を設置 節水を呼びかけ

暑さが続く一方で一部の地域で懸念されているのが水不足。梅雨が平年より短かったため関東北部では雨の量が少なく栃木県と茨城県を流れる鬼怒川では6年ぶりとなる取水制限が行われている。こうした中、栃木県はきょう渇水対策本部を設置し節水を呼びかけた。関東甲信のことしの梅雨の期間は平年より3分の2ほどと短くなっていて関東北部の一部では平年より雨量が少なく宇都宮市は132ミリ、前橋市は137ミリなどとなっている。鬼怒川の上流にある4つのダムを合わせた貯水率はきょう現在、60%となっていて今月19日から鬼怒川では6年ぶりとなる10%の取水制限を行っている。こうした中、栃木県はきょう渇水対策本部を設置し今後の対応を協議。生活用水などに直ちに影響は出ないものの状況によっては取水制限の割合が引き上げられる可能性もあり家庭の水道の水圧が減り水の量が減るおそれもあるということだ。ほかのダムの状況。首都圏に水を供給している利根川水系の関東北部にある9つのダムの貯水率は93%を超えている。また荒川水系の4つのダムでは99%、相模川水系の3つのダムは96%などと貯水率はいずれも平均値を上回っている。

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東京からパリへ ”OMOTENASHI”の心

パリオリンピックは今週26日に開幕。首都圏ゆかりのアスリートの活躍も期待されますが現地には茨城県から聖火リレーに参加した女性もいる。このあと大会のボランティア活動をする予定で日本のOMOTENASHIの心を伝えたいと意気込んでいる。20日、パリから南東におよそ50キロ離れたフランスのムランで行われた聖火リレーで、トーチを持って走る垂見麻衣は茨城県神栖市から参加した。垂見は3年前の東京大会ではボランティアとしてテコンドーの会場などで活動。東京大会は新型コロナウイルスの影響で無観客だったが垂見は大会を盛り上げようと会場の入り口や廊下を仲間と一緒に折り紙で鶴などを作って飾りつけたところとても喜ばれたという。東京大会をきっかけにボランティアグループを立ち上げた垂見はボランティアを希望する人に大会を紹介したり、パリ大会でもボランティアに参加するために勉強会を開いたりしてきた。パリ大会の聖火ランナーには公募枠に応募し選ばれた。垂見はパリ大会でも卓球会場でメディア対応のボランティア活動に参加する予定だ。

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パリオリンピックムラン(フランス)神栖(茨城)

垂見麻衣はパリ大会でも卓球会場でメディア対応のボランティア活動に参加する。開幕間近となった現地パリの様子を伝えた。ったり、デコレーションがあったり、旗というか電気のところにパリ2024というバナーが飾ってあったり、国旗が出ていたり結構盛り上がりが感じられる」と答えた。い。聖火リレーから2日たち「ランナーとしての経験は200メートルちょっとの短い距離だったが、トーチの重み、仲間との今まで歩んできた重みというのをすごく感じることができてとても貴重な体験ができたなと思っている」と答えた。世界中からボランティアが参加している。卓球の会場では韓国や中国の強い強豪国の、国の強豪国の関係する国のボランティアになる。最後に垂見は大会の期間中どんな活動にしていきたいと考えているかと聞かれ「今回、東京大会とは全然違う環境になってくるので皆さんとともに笑顔いっぱいあふれる本来あるオリンピックの姿を体験していきたいなというのをすごく思っている」と語った。

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パリオリンピックパリ(フランス)ムラン(フランス)
ことし上半期 4年ぶりに1万戸割る

首都圏の1都3県でことし上半期に発売された新築マンションは4年ぶりに1万戸を割り込んだ。調査会社、不動産経済研究所によるとことし1月から6月までに東京、神奈川、埼玉、千葉の1都3県で発売された新築マンションは9066戸で去年の上半期より13.7%減少し、4年ぶりに1万戸を割り込んだ。建設費の高騰や人手不足を背景に東京23区を中心に開発を見合わせる動きが出ている。一方、この期間に1都3県で発売された新築マンションの平均価格は7677万円と過去最高だった去年に次ぐ水準となった。

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不動産経済研究所千葉県埼玉県東京都神奈川県
”富士山眺望 遮る” マンション解体開始

東京・国立市では富士山の眺望を遮るとして引き渡しの直前に解体の方針が決まった分譲マンションの解体工事が始まった。現場にはこのように工期などを知らせる紙が貼られている。国立市中2丁目の分譲マンションは今月、契約者に引き渡されることになっていたが事業者の積水ハウスは富士山の眺望を遮り、景観に著しい影響があるとして先月、事業中止と解体の方針を決めた。事業者によると今月16日から解体工事を開始し工期は来年8月までの予定で跡地の利用は未定だとしている。積水ハウスは安全騒音振動対策を徹底し、ご迷惑を最小限にとどめられるよう細心の注意を払い工事を進めてくるというコメントを出した。

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国立市(東京)富士山積水ハウス
夏休みの「トー横」大学生が啓発

夏休みに合わせて大学生のボランティアが新宿歌舞伎町のトー横周辺を訪れている高校生などに声をかけ犯罪やトラブルに巻き込まれないよう注意を呼びかけた。この取り組みは夏休みに入り新宿歌舞伎町を訪れる若者が増えることから犯罪やトラブルに巻き込まれないよう注意を呼びかけようと警視庁が行ったもので大学生12人が警察官などとともにトー横周辺を回った。大学生たちは高校生などに声をかけ相談窓口などが書かれたカードを渡していた。警視庁によるとこの取り組みは今月19日からきょうまでの4日間、行われ中学生や高校生80人余りに声をかけたという。

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歌舞伎町(東京)警視庁
避難民・元兵士たちの声

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が始まって2年半近くになる。戦闘が長期化する中、ウクライナへの支援につなげようと東京・渋谷区の代々木公園できのうまでの2日間、ウクライナフェスティバルが開かれた。参加した避難民や特別に来日した元兵士などさまざまな立場にある人々が今の思いを語った。ウクライナから日本に避難している人たちは2000人余り。母国を懐かしみながらイベントを楽しんでいた。こちらはウクライナ東部の激戦地、バフムト産のスパークリングワイン。工場は攻撃により失われ今は生産されていない。首都キーウへのミサイル攻撃が繰り返され激戦地では一進一退の攻防が続くウクライナ。日本からの関心を高める機会にしたいと今回のイベントは開催された。イベントを心待ちにしていた人がいる。2年前にウクライナから避難してきたアリナさんは日本で暮らしていた親戚のもとに身を寄せ支援団体が営むカフェでアルバイトとして働いている。アリナさんの父は出国制限があるためウクライナに残り母はオーストリアに避難。離れ離れの暮らしが続く中、働いて稼いだお金は家族に仕送りしている。ただ本当は一刻も早く母国に帰って家族みんなで暮らしたいというのが本音。イベント当日、アリナさんはカフェの一員としてジュースを販売していた。イベントの様子を離れて暮らす家族たちにも報告。日本でも応援してくれる人たちがいることを伝えた。イベントに合わせてウクライナで戦った兵士も来日した。ナザール・グラバーさんは軍事侵攻が始まった直後、3歳上の兄、イリヤさんと一緒にウクライナ軍に志願し戦地へと向かった。しかし、2022年12月、敵の手りゅう弾によって兄は亡くなった。ナザールさんは義理の姉とともに戦禍の中で生きる子どもたちを支援する団体を設立し、ウクライナの未来をつなごうと活動している。今はウクライナの18歳から60歳の男性は原則出国が制限されているが、今回特別に許可されて来日した人もいた。

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Enleoキーウ(ウクライナ)ナザール・グラバーバフムト(ウクライナ)代々木公園手足口病渋谷区(東京)
週刊首都圏ナビ
WEB記事ランキング

首都圏ナビホームページでよく見られた記事として「花火大会中止 相次ぐ理由は?」などを紹介。

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NHK首都圏ナビ
必見!!1都3県の”暮らし”のデータ

「NHK首都圏」のホームページ内にある1都3県の暮らしに関わるデータを集めたページを紹介。首都圏ナビの右上のデータと書かれているところをタップすると見られる。例えば健康感染症というところをタップすると国立感染症研究所や厚生労働省がまとめた新型コロナや手足口病などの感染状況をグラフで見られる。東京都内では新型コロナや手足口病の患者が増えている。また神奈川、埼玉、千葉の各県でも増加傾向にあることが分かる。サイトでは今後、感染予防策など情報も充実させていくことにしている。このほかでは「経済社会指標」であるレギュラーガソリンの小売価格、消費者物価指数といった私たちの生活に身近なデータを見ることもできる。スポーツをタップするとサッカーJ1、J2やバスケットボールBリーグの順位表も掲載している。

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(ニュース)
能登町長 ”支援に感謝”

能登半島地震で大きな被害を受けた石川・能登町の大森凡世町長は姉妹都市の千葉県流山市を訪れた。大森町長は支援金や物資のほか技術職の応援職員を派遣し道路の復旧の支援などにあたっている流山市の井崎義治市長に感謝のことばを述べたあと被災地の現状について地理的な条件もあって復興を進めるうえで課題が多いことを伝えた。これに対し井崎市長は応援職員の派遣を続けることなど今後も復興を支援していく姿勢を示した。

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井崎義治令和6年能登半島地震大森凡世流山市(千葉)能登町(石川)
おでかけ しゅと犬くん
中継

川口市立中央図書館前から中継。現在の気温などを伝えた。ロビーでは川口市平和展が行われている。川口市平和展は戦争の悲惨さや尊さを伝えるために昭和63年から始まっている。今年は戦中、戦後の生活を中心に資料が展示されている。展示は24日まで。

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川口市平和展川口市立中央図書館川口市(埼玉)
(気象情報)
気象情報

全国の気象情報を伝えた。大雨警報が出ている地域がある。台風3号の最新情報を伝えた。

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台風3号大雨警報高坂サービスエリア
(エンディング)
今日伝えた内容

「各地で危険な暑さあすも続く見通し」など今日伝えた内容を紹介した。

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