きょうの関東甲信は各地で38度を超える危険な暑さとなった。路面に強い日ざしが照りつけている栃木県佐野市ではことし最も高い39.1度を記録した。きょうの関東甲信、日中の最高気温は山梨県甲州市勝沼で39.6度、甲府市で39.4度、栃木県佐野市で39.1度、群馬県伊勢崎市で38.9度などと危険な暑さとなった。また東京の都心では36.6度とことしいちばんの暑さとなった。3日連続で37度以上となった埼玉県熊谷市では伝統の夏祭りが行われた。熱中症対策として山車や屋台のすぐ後ろに冷たい飲み物が用意され参加者がこまめに水分補給を行っていた。NHKのまとめでは1都3県で熱中症の疑いで搬送された人は257人。このうち6人が重症だという。あす日中の最高気温は前橋市と甲府市、埼玉県熊谷市で38度と危険な暑さが見込まれるほか、さいたま市で37度、東京の都心や千葉市、宇都宮市で36度などと予想されている。気象庁と環境省はあす、熱中症の危険性が極めて高まるとしてご覧の都県に熱中症警戒アラートを発表している。運動や外出を控え室内ではエアコンを我慢せず使用し、こまめに水分や塩分を補給するよう呼びかけている。