2024年7月19日放送 18:10 - 19:00 NHK総合

首都圏ネットワーク

出演者
片山美紀 押尾駿吾 宮崎あずさ 黒田菜月 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

(ニュース)
”不登校”保護者の悩みに向き合う

増え続ける小中学生の不登校について。今週、都内の中学校で学校に行き辛い子どもを持つ親などが集まる初めての保護者会が開かれた。東京。板橋区の中学校に放課後、20人の親たちが集まった。行われたのは悩み事アンケート。朝、起きられない、長時間ゲームをしたりスマホを見るなど子どもに対する悩みを共有する。子どもとの接し方、進路、悩みを吐き出してもらうことで心の負担を少しでも軽くするのが狙い。会のもう1つの目的は、親自身の悩みにも向き合うこと。我が子の苦しみに向き合ってきた親は「自身も孤立感を深めていった」と打ち明けた。時間をかけて思いを伝え合った親たち。多くの人が少し気持ちが救われたという。学校では今後も学期ごとにこうした会を行うほか、今回参加した親にはネット上でいつでも学校と連絡を取り合える場を設けるなど、保護者への支援を続けていくとしている。次回以降、学校に派遣されているカウンセラーなどが保護者たちの悩みに耳を傾けるという。

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板橋区(東京)
”カスハラ防止”条例案 秋の都議会に提出へ

東京都はカスタマーハラスメントを防ぐ全国初の条例制定に向けて「何人もあらゆる場においてカスハラを行ってはならない」としてカスハラの禁止を規定し、官民を問わず対策を求めるなどの方針を取りまとめている。小池知事はきょうの定例会見で、こうした方針に基づく条例案を今年9月から始まる都議会に提出することを目指す方針を明らかにした。都はきょうから来月19日までパブリックコメントを実施し、インターネットや郵送で条例案についての意見を募集することにしている。このほか条例の実効性を確保するため今月から専門家などがガイドラインの検討を始めることにしている。

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小池百合子東京都
#わたしのいちオシ
東京 羽村 峰岸さん

視聴者から投稿された写真が紹介された。

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羽村(東京)
(気象情報)
気象情報

関東の気象情報が伝えられた。

(ニュース)
子ども支える「付添犬」充実を

付添犬と呼ばれる犬について。虐待や性被害などを受けた子どもが警察や児童相談所などに辛い体験を証言する際に寄り添って心理的な負担を和らげるという役割を担っている。聞き取りの様子を再現した画像を紹介。被害を受けた子どもの足元にいるのが付添犬。子どもの隣、ハンドラーと呼ばれる犬の指示役も同席する。米国などでは普及が進んでいるが、国内では横浜市のNPOが全国で唯一、派遣事業を手がけているだけ。付添犬の実情と支援の充実を目指すNPOの取り組みを取材。実際に付添犬のサポートを受けた経験のある女性。幼いころ父親から数年間にわたって虐待を受けていた。家庭裁判所の調査官と面接して話をすることになり、それをサポートしたのが付添犬。極度の緊張から激しい腹痛に襲われていた女性は付添犬と触れ合うことで気持ちが和らぎ、面接に臨めるまでに回復したという。その時の変化を子どもながらに語っていた。女性の母親も付添犬の持つ力を目の当たりにしたという。こうした付添犬の派遣事業を全国で唯一行う横浜市のNPO「つなっぐ」。4年前の本格開始から派遣件数は年々増加し、現在までに150件を超えた。事務局長・新井香奈さんは今、新たな試みで支援の充実を図ろうとしている。現在、付添犬の派遣は犬やハンドラーが所属する日本介助犬協会と日本動物病院協会に依頼して行っている。しかし、ハンドラーの日程調整などに時間がかかり緊急性が高い子どもへの支援がすぐにできないケースもあるのが課題だった。そこで考えたのが自前のハンドラーと付添犬をNPOに常駐させること。常駐化に向けて動きだした新井さんはこの日、愛知県にある介助犬協会の訓練センターを訪れた。NPOの職員をこのセンターに派遣し2か月間、ハンドラーの訓練を受けてもらうことにした。面接の場を想定した訓練の紹介。NPOでは職員と信頼関係を築いたこの付添犬を譲り受けることを目指している。今月、NPOの事務所では訓練を終えた職員が付添犬を連れて下見を行った。傷ついた子どもを支えたい。新たな支援の形が始まろうとしている。

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中区(神奈川)日本介助犬協会日本動物病院協会長久手(愛知)
水難事故多発「幕張の浜」で呼びかけ

夏休みを前に水難事故が多く発生して遊泳禁止となっている千葉市の海岸。千葉市美浜区にある幕張の浜では海上保安官などが浜や近くの駅前で、海には入らないよう呼びかけた。この浜は海浜公園に隣接していることから休日は多くの人が訪れるが、砂浜の砂が沖に流れ出て安全性が確保できないことから遊泳が禁止されている。浜では2018年から4年連続で10代の若者、計5人が死亡する事故が起きている。海上保安部によると、流れが穏やかに見えても海底が深くなる場所が多いうえ岸から沖に流れる離岸流が突然発生しやすいという。

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幕張の浜美浜区(千葉)
東京 新宿で元少年兵の企画展

来月15日に終戦から79年となるのを前に東京・新宿では旧日本軍の少年兵だった男性の生涯や平和に懸ける思いを紹介する企画展が開かれている。西崎信夫さんは昭和17年、15歳のときに志願して旧海軍の少年兵となった。70歳を過ぎてから語り部となり平和の尊さを伝え続けてきたが、3年前に94歳で亡くなった。新宿区の平和祈念展示資料館で始まった企画展では遺族から寄贈された日記や写真など約60点の資料が展示されている。西崎さんが訓練を受けていた頃の日記を紹介。務めを果たそうと故郷に向かって誓ったなど、軍国少年らしい思いなどが綴られている。また駆逐艦雪風の乗組員だった当時を紹介したパネルでは、関わった海戦で敵の攻撃で負傷したり仲間を亡くしたりしたことや戦艦大和の沈没を目の当たりにしたことといった経験も明かされている。展示の最後では「戦争がもたらすものは悲惨でしかない」という西崎さんの言葉が紹介されている。この企画展は10月14日まで開かれる。

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平和祈念展示資料館新宿区(東京)西崎信夫雪風
オシたび
都内で味わう”アラブ菓子”

都内で味わうことができる世界の知られざるスイーツを紹介。テーマはアラブ。アラブ諸国でも親しまれている本場の味と出会った。東京・渋谷区広尾をアラブ料理研究家・小松あきさんに案内してもらう。10年近くかけてアラブの国々を渡り歩き、現地の食文化を調査してきた。最初のスイーツ「クナーファ」について。シリア料理のレストランを訪問。店の看板スイーツがクナーファ。アラブの店では行列ができるくらい大人気だという。やぎのチーズで作ったクリームを敷き詰めて温めたら、小麦粉からできた細長い生地で覆う。パリパリととろとろの食感が楽しくて程よい甘さが特徴。小松さんのもう1つのいちオシは、ハラーワジュブン。アラブではお祝いの時に振る舞われるスイーツ。生地はパスタの原料にもなるセモリナ粉でできていて、中にたっぷりのチーズがくるまれている。異国の料理店が集まる豊島区・池袋へ。小松さん自らアラブの ビスケットを作ってくれるということで、現地の食材を扱うスーパーを訪れる。アラブでは定番の食材「デーツ」、小松さんが作ってくれたラマダン後に食べる菓子「マアムール」の紹介。

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クナーファハラーワジュブンマアムール広尾(東京)池袋(東京)
鉄道あの頃
渋谷駅 いまむかし

おととし秋に1作目を放送して以来、きょうで50作目となった。これまで放送したものは首都圏ナビのホームページに掲載している。50作目:「渋谷駅のいまむかし」。JR渋谷駅では新たな新南改札があさってから使用されるのを前に、きのう報道陣に公開された。再開発が続く渋谷ではSLや都電が走っていた時代もあった。懐かしい渋谷駅のあのころを紹介。

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井の頭線埼京線山手線新玉川線東京メトロ副都心線東京メトロ銀座線東京都電車東急東横線東急田園都市線渋谷駅玉川線
STOP詐欺被害!私たちはだまされない
特殊詐欺電話の発生状況

都内午後3時半現在の特殊詐欺電話の発生状況が伝えられた。

SNSの投資広告に注意!

今年4月、茨城県つくば市に住む30代女性が被害に遭った。SNSの投資広告に注意。

おでかけしゅと犬くん
中継 神奈川 松田町

NHK「のどじまん」、21日(日)午後0時15分〜。あす土曜日は予選会。現在、ステージが準備されている。予選会には200組が出場(843組が応募)。しゅと犬くんの友だち、松田町公式キャラクター・奴さんの紹介。のどじまんのゲストは郷ひろみさん、藤あやこさん。

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松田町(神奈川)藤あやこ郷ひろみ
(気象情報)
気象情報

全国の気象情報が伝えられた。

(エンディング)
今日のニュースラインナップ

きょう伝えたニュースのラインナップを紹介。

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