日本、米国、中国、韓国の4か国の高校生を対象に、SNSの利用に関する調査が行われた。国立青少年教育振興機構が行った調査によると、4か国全てで、9割以上の高校生がSNSを利用していることがわかった。SNS利用の主な目的について、日本の高校生は、趣味や興味のある話題に関する情報の収集や娯楽が8割を超えたほか、「推し活」のためと回答した割合が36.7%と、他国と比べて高い傾向にあったという。一方、SNSの利用により、「眠れない」「落ち込む」ことがあると回答した割合は日本では、およそ3割となったほか、4割以上が「ものごとに集中できない」と答えていて、SNSが高校生の精神状態に影響している状況が浮き彫りとなった。