ICC・国際刑事裁判所の赤根智子所長は1982年に検察官に任官後、最高検検事を経て2018年からICCの裁判官に就任。今年3月、日本人として初めて所長に選ばれた。小泉法務大臣は赤根所長の活躍について「若手や女性職員にとって大きな励みになっている」と歓迎し、法務省から今後、ICCなどの国際機関に積極的に職員を派遣していくことで両者は一致したという。ICCには現在日本の検察官2人が派遣されていて、去年3月にウクライナから子供を連れ去った戦争犯罪の疑いでロシアのプーチン大統領などに逮捕状を出すなど取り組みが注目されている。