12日に核開発をめぐり、オマーンで高官協議を行う見通しのアメリカとイラン。これを前にトランプ大統領はイランによる核兵器保有を認めない考えを強調したうえで、協議の行方次第では軍事力行使も辞さない考えを示している。シャムハニ氏は10日SNSに、IAEAの査察官の国外追放や強力停止につながり得ると投稿しアメリカを牽制した。9日に演説したペゼシュキアン大統領は、イランへの制裁を解除すればアメリカ企業にもビジネスチャンスが生まれるという味方を示し、揺さぶりをかける狙いがあるとみられる。
URL: http://www.iaea.org/