パスポートの偽造防止対策の強化は、ICAOからの勧告を踏まえて実施されるもので、きょうの申請分から新たなものに切り替わる。顔写真のページとICチップが入ったページが、プラスチック製の1枚のページに一体化され、顔写真や氏名などを紙幣の技術を生かしてレーザーで印刷することで、偽造されにくくなっているという。パスポートの作成は国立印刷局が行うことになり、申請から発給までの期間が、これまでの1週間程度から延びて、国内での申請分は2週間程度に海外では2週間から1か月ほどになるという。一方、パスポートに関する手続きの利便性を高めるため、きょうからすべての都道府県でオンラインによる新規の申請が可能となった。
URL: http://www.icao.int/