デンマーク自治領グリーンランドの領有問題などで、トランプ政権に対する不信感を募らせている欧州などの国々は、中国に最接近している。フランスのマクロン大統領が昨年12月に訪中して以降、今月にはアイルランド、カナダ、フィンランドの各首相が相次いで中国を訪問し、ドイツのメルツ首相も訪中日程を調整中とされている。こうした状況を習氏は好機と捉え、アメリカと欧州間に生じた不協和音を利用するかのように欧州各国に関係改善に向けた秋波を送っている。今年4月に予定されるトランプ氏との会談を前に欧州と良好な関係を築き、自らの立場を強める思惑もありそうである。(読売新聞)
