日本とモロッコが投資拡大に向けて覚書を交わした。モロッコは、面積は日本の1.2倍、人口は約3700万人、経済規模は兵庫県と同程度となっている。藤沢は、モロッコは日本にとっても、アフリカのゲートウェイという位置づけ、重要性が増しているグローバルサウスに入っていくためには、モロッコからというのが重要なポイントになるなどとし、日本企業では約70社がモロッコに進出していて、労働力の質が高く、人口の6割強が34歳以下で、若い労働力が多くあることが魅力になっているなどと話した。モロッコ進出で成長が見込まれる分野について、藤沢は、製造業とグリーントランスフォーメーション、生活水準が上がっていくアフリカ地域において、製造業でしっかり入っていって、ものを供給し後押しすること、日本のグリーントランスフォーメーション技術をグローバル基準に入れていくために、ヨーロッパに対して再生可能エネルギーを売っていくモロッコを使わせてもらうことがポイントになるなどと話した。