日本政府観光局によると、先月日本を訪れた外国人旅行者は355万9900人と、去年の同じ月と比べて3.6%減った。マイナスは2か月連続。主な23の国や地域別にみると、8割以上にあたる19の国と地域で5月としての過去最多となり、旅行者が最も多い韓国が95万人余りと15.2%増えたほか、台湾は61万人余りと14.6%増えた。また、アメリカが7%増えたほか、3月と4月に大幅に減少した中東地域からの旅行者も航空便の一部が再開したことなどを背景に67.8%増えた。一方、中国からの旅行者は31万人余りと、60.4%の大幅な減少となった。去年の秋、中国政府が渡航自粛を呼びかけて以降、6か月連続のマイナスで、日中関係の悪化が全体を押し下げた形。このほか、タイが8.6%、ベトナムが2.1%、それぞれ減り、日本政府観光局は観光客の誘致に力を入れる中国への旅行人気が高まっていることが影響しているとみている。
